勉強が苦手でスクールカーストが一番下のことが多い境界知能・軽度知的障害は、学校の授業がとにかく苦痛です。
全力を出して覚えようとしているのですが、それでもついていけず結果的に同級生からバカにされ、周りとの落差を思い知り絶望する羽目になってしまいます。
軽度知的障害が勉強を続けられないの理由が複数あります。
勉強が苦手な理由
- 睡眠不足で脳が働かない
- 音や光に人一倍敏感
- 終わりが見えない為、やる気が出ない
- 机が狭い、椅子の居心地が悪い
同級生ならまだしも親に成績について咎められたり、授業についていけないから教師に叱られた経験しかないと、行動を起こす意志力が著しく低下します。
この記事では勉強が苦手な軽度知的障害者がちょこっとでも勉強を続けるテクニックを紹介します。
ポモドーロテクニック
知的障害は”集中しすぎると疲れやすい特性”を持つため、こまめに勉強時間と休憩時間の確保が必要です。
ここでは疲労を軽減するポモドーロテクニックというスキルを使ってみるのをおススメします。
やり方は25分の間だけ勉強し、休憩は5~10分休憩した後、また25分勉強します。
自分出来る範囲の短い作業時間と休憩時間を繰り返しやる事で、疲れを軽減し集中力を保つコツとなります。
特に長期タスクになるほど終わりが見えないため、ポモドーロテクニックをやるほど作業全体の見通しが立つようになっていきます。
音や光を遮断するツールを使ってみる
音や光に敏感だと聴覚過敏の可能性があります。 主な例えに工事の音や強すぎるLEDの光につよいふかいかんを感じる事があり勉強が進まない原因だったりします。
そういった場合は特定のツールを使ってみます。
- ノイズキャンセリングイヤホン
- イヤーマフ
- ブルーライトカット眼鏡
ノイズキャンセリングなどの機能があると周辺の騒音を打ち消す効果があり、聴覚的な刺激を減らすことができます。
視覚的な刺激があると頭痛の原因がなるので、ブルーライトカット眼鏡を使えば強い光の刺激を減らすことが可能です。
zoffに行けば比較的安く買うことができます。
ただ、ノイズキャンセリングイヤホンは大手メーカーだと高値なので、金銭に気を配るならイヤーマフをご検討ください。
睡眠不足には精神科からもらった薬が一番効果的
結局のところ睡眠薬は精神科のお医者さんから処方してもらうのが一番安全です。
知的障害だと睡眠するのが何故かうまくいかないというのがよくあり、市販薬を大量に買い込むことがあったりするので日中強烈な眠気に襲われる危険があります。
睡眠だけでなく障害の悩みや改善については、精神科の支援が何より必要なのでクリニックの口コミなどよく調べて受診し、睡眠不足の問題を解決しましょう。
まとめ
軽度知的障害のほとんどは勉強が苦手という共通点があり、それが大きなコンプレックスになっていてとにかく生き辛い思いをする羽目になります。
しかしちょっとした工夫やツールを使えば(何もやりたくない)という心境になっても、少しずつ続けられるようになり苦手だった勉強もラクに進めるようになっていきます。