発達障害サバイバルガイドの著者、借金玉さんの2冊目に発行したした本で主に仕事につかえるテクニックや知識が詰め込まれています。
冒頭は借金玉さんの壮絶な人生から始まり、企業の失敗や自殺未遂を繰り返していたという内容でした。
本を出版するからにはかなり優秀な人の気がしますが、心身削る経験があり積み重ねてきたからこそ、大成したのだと読んでて感じました。
「発達障害凄い仕事術」の読書感想を簡潔にまとめました。
カバンは大事なものをまとめられる最高の道具
カバン選び7つの条件
- 十分な容量集約化が可能
- 開口部が大きい
- 自立する
- 頑丈である
- 内部は四つ以上に仕分けられ独立の開口部がある
- A 4のバインダーが最低でも四つ入るだけのサイズと容量
- 小物が入ってて取り出せる一覧の高いポケット
カバンは財布や印鑑といった貴重品を大事に収納できる極めて利便性の高い道具で、内部ポケットが多い等の拡張性があるとより保管しやすくなります。
背負うリュックタイプだけでなく、ショルダーがあり手持ちとしても活用できるカバンだと通勤も較的楽になります。
収納するスペースが広い、内部ポケットが多くリュックやショルダーにも使えるカバンを選ぶのがいいかもしれません。
人間関係とは部族
血の連なる家族に決められたしきたりがあるように会社一つ一つには掟(ルール)があり、職場とは言ってしまえば一つの部族ともいえます。
取引先をのぞく外部とは隔絶された風習が独特の空気を作っており、疑いを持ったら部族の掟に従わない不届きものとして排除されることが部族上よくあります。
部族の中に流れる空気を読み取りことが人間関係に重要なのですが、コミュニケーションに慣れないと関係の構築に一苦労するでしょう。
しかし部族の掟を最低限だけ覚えてちゃんと仕事や挨拶をすれば、部族に順応できるのでまず最低限のことをコツコツやればある程度は切り抜けられます。
どうしても慣れない部族でしたら転職するか、あなたにとって居心地の良いコミュニティを見つけましょう。
他にもうつの治療法など満載
薬やお酒との付き合い方やうつになった時の対処法も実践例を挙げて説明されていて、ハードルも低くやりやすいので試しにこの本のアイデアを使ってみるのもよいかもしれません。
発達障害の悩みごとの例や解決に役立つツール、アイデアがわかりやすくまとめられ仕事でミスが多いと感じる障害者の助けになる情報が満載の本と言った印象いです。
特に人間関係は部族という著者の哲学には奥が深いと感じました。