最近読書をすることにハマるようになり、kindle unlimitedやDMMブックスで電子書籍を買うことが多くなりました。
「行動最適化大全」という本には、1日を気持ちよく過ごすルーティンのコツや、人間の幸福を満たすのにとるべき行動が書かれています。
生活習慣を見直したい人、仕事や勉強を捗るようにするルーティンを作りたい人は、この本を読んで実践したら、変化する可能性があります。
ただし、すでにルーティンがあり1日が充実よく過ごしているから大丈夫な人には、物足りないかもしれません。
三つの幸福
人間は幸福を求めて生きている生命体です。
しかし幸せというのは長時間続くわけではありませんし、ぶっちゃけ、人生というのはイレギュラーな事態に見舞われてそのせいで不幸になることがほとんどでしょう。
それを解決するにはポジティブに思考を切り替えるのではなく、「幸福を満たす行動と計画に移すルーティン」を作り上げ実践し、”今日不幸あったけど、こうゆう行動やったから別にいっか”みたいな思考になるほうがモチベを上げられるのです。
下記に三つの幸福の具体的な行動が載っています。
セロトニン的幸福(心と身体の健康)
- 睡眠(7時間以上)、運動(1日20分以上)
- 朝散歩、通勤時間の朝散歩化
- 朝の健康ルーティン(朝の健康ルーティン、体重測定、水分補給、朝シャワー、朝食)、朝食
- 座り続けない
- ダイエット、休憩
- 夜間のリラックス、3行ポジティブ日記
オキシトシン的幸福(つながりの幸せ)
- 感謝ワーク、感謝日記、親切ワーク、親切日記
- 悪口を言わない、「ありがとう」と言う
- 無条件の信頼、ランチ時間のコミュニケーション
- 職場の人間関係、夫婦関係を整える
ドーパミン的幸福(お金や成功の幸せ)
- インプット→アウトプット→フィードバック
- 通勤時間で自己投資、読書をする。
- TO DOリストを書く
- もっとも重要な仕事を最初に片づける、集中時間を意識する
- 挑戦する、疲れる前に休憩を取る
- 遊ぶ、仕事ばかりしない
まとめ
嫌なこと(例:上司に叱られた、何かやらかしてしまった)があると、「次頑張ればいい」とか「明日は良いことある」などのポジティブに考えて切り替える、という風潮がありますが、
一歩間違えると、「ポジティブ思考」というのは強迫観念に近い押しつけのようなものになってしまい、切り替えられない人はポジティブ、楽観的は毒です。
しかし、 「行動最適化大全」 には幸福を満たすための行動や、長くやり続けるためのルーティンが詳しく載っているので、一日をどうやって充実して過ごすか悩んでいる、生活習慣を修正する知識が欲しい人には、この本を書かれてることをやってみると何かが変わるかもしれません。
ちなみに私は朝シャワー→朝散歩を習慣にするだけでも、午前は鬱々とした気分が晴れています。