上記のリンク記事に書いてあるように境界知能=悪だと断罪する意見が飛び交っているようです。
最近エックス(旧Twitter)とか見ると境界知能というキーワードを使った他者への非難や、自分が気に食わない人に向けてわざわざ境界知能と書き込みをするユーザーを多数見かけます。
境界知能がここまで知られるようになったのは、ケーキの切れない非行少年たちなどの書籍が売れたことや境界知能当事者がメディア露出したことが大きいかもしれません。
一般的な境界知能の特徴はこんな感じです。
- IQが70~85
- 社会的コミュニケーションが苦手
- 身体的に不器用
- 少しキレやすい
確かに境界知能だと社会では生き辛いことがありますが、何とかうまく生活できたり適正が合えば仕事で活躍することも十分にあります。
境界知能だから犯罪者予備軍なんて屁理屈はまずありえません。
しかしなにか事件が報道されたりすると、犯人等を境界知能者だと決めつけて境界知能そのものが悪だと思わせるような意見が多くなっており、境界知能を差別用語として使う危険性が高まってきました。
それで本来お話ししたかったのが「境界知能」のことです。今後より一層世間が鬱屈していく中で、境界知能は“サンドバッグ”としての需要を増していくのではないかと踏んでいます。「境界知能狩り」の時代です。空想上に境界知能の人物を浮かばせてボロクソに叩いてやる狩り方ならば、あくまで“表面上の”被害者はいないことになります。
さて、境界知能が“標的として”優れているのは、「公的には『健常者』である」という一点です。明確なハンデを持ちながらも、大っぴらに配慮が必要とは見做されていない絶妙な属性、つまり「都合のいい弱者」として境界知能はまさにうってつけなのです。
引用元:「境界知能叩き」に甘える時代
いわゆる普通じゃなさそうな人が健常者のカテゴリーに入ると、他人に好き放題叩かれる仮想敵にされることがあり、「あの人、境界知能だから性格も悪いよ」といった風潮を作りだされる危うさがあります。
しかし境界知能かどうかはIQ検査を受けないと判明しませんし、IQが平均以内でも生き辛い人はそれなりにいる筈ですから安易に人生がうまくいかない人や何かやらかした人を見かけて境界知能だと決めつけて叩く人間は知能以前に人格的な面で問題があります。
境界知能は差別用語ではなく、医学的な専門用語として生まれたキーワードなので、安易に他社叩きに使うと痛いしっぺ返しをくらうことがあり得るので、念頭に入れるべきです。