はじめに、これまでの私の経歴を多少説明させていただきます。
私はIQが低く、精神的にも脆弱な典型的な社会不適合者です。
幼少のころから友達もあまり作れず、一人でゲームをプレイする事に時間を費やし独りでいるのが好きでした。
高校卒業後地元の企業に就職しても仕事もうまく進まず、人間関係にも難がありいつも上司に不満を抱き反抗的な態度を露わにしていました。
数年がたち転職し人材派遣会社に正社員として入社し派遣先の要求をこなすだけの仕事だったので、自分としては気楽に感じていました。
しかしコロナウイルスが蔓延した事をきっかけに、自分の患っている障害について明確に知ることになったのです。
これまでの派遣先と契約が切れる事になり、仕事が途切れることを危惧した私はまた転職活動を始めました。 面接までこぎつけた案件もあったのですが、その全て不採用となり強いノイローゼに陥りました。
会社に次の仕事について紹介されましたが通勤が非常に難しい事に納得ができず、別の派遣先もないか相談したところ、あなたにはここがいいと同じ回答が返ってきてそれに納得ができなかった私は営業の人との折り合いが悪くなり、つい「もう、辞めます」と言ってしまったのです。
転職活動を再開して合計も60社も面接しましたが、内定を得ることはできず次の仕事が決まらないまま辞めることになりました。
そこで埼玉の姉のアパートを借りて居候する事になりました。
どうしてうまくいかないんだろうと相談したところ、(アンタはもしかしたら「発達障害」かも?)と言われ、それを確かめるために精神科を受診しました。
結果、発達だけでなく「知的障害」も抱えていると知り激しく絶望しました。
事実を突きつけられた私は自分が生まれたことをなかったことにしたいと毎回思いましたが、姉や精神科の先生から「自分にできる範囲のことをやって生きていけばいい」と言われ、
これからの生き方を知りたいなら、「就労移行支援」に通うことをススめられました。
そこでは私と同じかそれ以上に生き辛さを抱えている人が多数いると知り、驚きと親近感を持ちました。
現在では就労移行支援を修了し室内農園の仕事に就きました。並行して勉強している知的障害の基礎知識や生きやすくなるコツを情報発信しながら、ブログ運営しています。