知的障害
トゥッキーのプットブログ
知的障害

知的障害はどうして【何度も同じことを言う】のだろう? 

同じ質問を繰り返したり、一分前でも話した内容を何故か忘れており、記憶にほぼないという事が知的障害者にはよくあるのではないでしょうか?

書き手の私もカフェに寄って注文した時、ウェイターさんに(コーヒーは食後か、ただ今、どちらにお持ちしますか?)と聞かれ、すぐに即答する事が出来ませんでした。

聞かれたことに対してうまく情報処理できないと的外れな質問をしたり、同じ質問を繰り返してしまうことが知的障害の特徴です。

なぜこうも同じことを繰り返すのかには理由があります。

この記事では改善する方法も書かれてあります。

  • 短期記憶が弱く定着が薄い
  • 数量・抽象語が正しく理解できない
  • 耳での情報処理が苦手

記憶を司る脳の中枢「海馬」が弱いので短期的な記憶力が薄い

短期記憶とは短い間に脳内であれやこれを考える時に使われる記憶の事で、例えば子供が大人に呼ばれて向かって言ったら犬猫が現れてそちらに夢中になり、大人に呼ばれている事自体を忘れてしまっています。 この間が短期的な記憶に当たります。

短期記憶の働きが弱いと学習がスムーズに進まない、正しいと信じているが違ったりすると是正をすることに時間がかかる等の障害が起き、記憶力全体の定着に支障をきたします。

自分のこれからやる事は正しいのかという確認をしたいが為に、同じ質問をする習慣がついてしまうのでしょう。

改善方法:最低限やる事を書いたリマインダーを手渡す

忘れてはならない事、これだけはやっておかなければならない事をまとめたリマインダーを作成し、目立つところに貼ればある程度防げます。

同じ質問をすることが習慣になっているのなら、そのリマインダーを見る習慣に変えれば、わざわざ近くの人に質問をする行動を減らす事もできるでしょう。

質問自体は悪い事ではないのですが、する側の立場からしたら結構疲れたりするので、質問する対象を人からリマインダーなどのリストにすれば双方の負担がかなり軽減するはずです。

また、知的障害者は一度覚えた後は間違えずにできるので、繰り返せば長期記憶として残すことができます。

抽象される言葉がうまく理解できない

知的なハンディでがあると言語理解するのが難しく、抽象語が理解し辛い問題があります。

抽象語とは(楽しい、うれしい、悲しい)といった感情を示す単語が最も身近です。

世界全体が抽象語であふれ、それを上手く使いながら生活しています。 しかし知的障害は思考がゆっくりなため意味や使い方を理解するのにどうしても時間がかかってしまいます。

抽象語の例

  1. 好きな食べ物や音楽は何ですか
  2. 遠距離の移動には交通手段の適切な選択が必要だ

改善方法:短く簡潔にまとめたり、イラストや写真を表示させる

同じ質問をするのはいくつも抽象語が重なっていると脳内が混乱するためわかり辛いのが要因だからです。

理解できるように伝えるには必要以上に長くせず短く話す事がポイントです。 話しの長さを区切ると伝わりやすく覚える語彙が増えていくので、3度4度質問をする確率を下げる可能性があります。

さらにイラストや写真を使えば覚えるスピードが速くなり、抽象語と結び付けたら記憶力の向上につながります。

耳での情報処理が苦痛

聞いている話しを集中して聞こうとしているうちに相手の話しが先に進んでいた感覚になったり、指示されていたことが抜け落ちたことが日常ではよくあると思います。

原因は音による情報処理が苦手でコミュニケーションでは意図を読み違えたりするためです。

短期記憶の低さも関係があり、努力だけでは改善は難しいでしょう。

改善方法①:聴き取れた部分だけを文章にまとめ穴になった部分を聞き直す

まずは聞き取れた部分だけでも文章に起こし、聞き逃した部分は〇〇や〈  〉としておきます。

脳内の中だけでは必要な情報が抜け落ちるのは仕方のない事で、メモ帳などで分かる所聞き逃した所を分けて書くと同じ質問をする回数が減るかもしれません。

改善方法②:音声入力アプリを使う

一番確実なのは音声入力アプリです。

スマホには音声認識機能が備わっており、メモ帳系のアプリで音声入力モードをオンにし音声を文書化させることが可能です。

アプリには声の筆談、Reccoというのがあるので、聞かれたことを確認する際に使ってみると良いでしょう。

ただ職場によって予め許可くれるように申し上げるなどの注意が必要です。

声で筆談

声で筆談

Ryuzo Higusa無料posted withアプリーチ

Recco

Recco

Yuji Fujisaka無料posted withアプリーチ

まとめ

知的ハンディがあると記憶力が弱く説明をしている相手の話しが理解できない事例がよくあり、同じ質問をする要因になっています。

この特徴のせいで生きにくさや気まずさを感じ、心身ともに疲れる羽目になるかもしれません。

ですが同じ質問を避ける=いわれたことをちゃんと覚えるようにするには工夫やツールを使うば、出来るようになっていくのであまり気にしない方が良いかと思います。

この記事で紹介したアイデアをぜひともご参照ください。

  1. 記憶を定着させるには、リマインダー(メモ帳)を使う
  2. 抽象語にはイラストや写真で結びつける
  3. 聞き取れた部分だけでも文章に起こし、聞き逃した部分は〇〇や〈  〉と表記する
  4. 話し全体を記録するなら、音声入力アプリを使う