知的障害
トゥッキーのプットブログ
ちょっとしたコツ

【ちょっとしたコツ】誘惑に打ち勝つために、衝動性をコントロールする

たくさんの情報に惑わされてしまう

WebサイトやYouTubeには、娯楽を楽しめるコンテンツが無数にあり、そのコンテンツへの感想や批評が書かれた口コミが1000件以上あります。

あなたはAmazonなど通販サイトで、ランキング上位の漫画やビジネス書を買いたいと思ったとき、そのきっかけは何だったのでしょうか?

物を買うきっかけとは、このようなことが思いつくはずです

  • ブログに貼り付けられた広告リンク
  • 友達・家族にすすめられた
  • トレンドで上位の商品が気になる
  • 口コミレビューの高評価が多い

これらの出来事があると、「あれやこれが欲しい!」という衝動性が表れないでしょうか?

特にチャレンジが好きな人はつい欲張ってしまい、気が付いたら「あれ、これいま必要かな?」と自分への疑問が出てくるわけです。

一度衝動性のスイッチが入ると、後先を考えずに思いついた瞬間、行動が止められなくなります。 ネットサーフィンが好きだと、口コミ一つ一つを見なければ気が済まないことがあります。

コンテンツには魅力があるからこそ、抗しがたい誘惑があるので、興味を持つと、すぐにそちらに意識を支配されて戸惑ってしまいます。

そこで、極力モノを買う費用抑える工夫と、メリット・デメリットを把握する事でベネフィット(利益)があるのか見極めます。

メリット・デメリットを再考する

衝動に任せて物を買う、あるいは有料プランの会員になるのを思いとどまったとき、本当に今の自分に必要なのかどうかを再度考えるとします。

決断するための情報収集として、口コミなどを見ますがあくまでも自分にとって本当に必要な物なのか決める事が先決なので評判やレビューは買う・入会すると決めた時だけに閲覧します。

夏季に部屋を涼しくする冷房機が必要となり、エアコンかスポットクーラーのどちらを買うのか良いのか検討するとします。

口コミを見て価格が安い、設置工事をしなくてもよいスポットクーラーを選んだ方がお得だと感じますが、この場面こそ情報に惑わされて衝動性に任せてる瞬間です。

ポチっと購入ボタンを押す前に、製品をよく吟味する必要があるので、メリット・デメリット表を作ります。

メリット・デメリット表

あなたがエアコンとスポットクーラーを買うと決断した時、満たす条件こそがメリットです。 逆にこの条件が含まれていないとデメリットになります。

スポットクーラーは設置工事が不要とはいえ、ダクトを通して本体と排気口をつなげて熱を逃がす必要があり、その環境がないとクーラーとして機能しないという事なのでデメリットになります。

一方、室内エアコンは設置工事や本体価格が高いですが、電気代を安く抑えられるようになっており、自動清浄などの機能も大きなメリットがあり、業者に依頼すれば保証もできるという利点があります。

両機を比較し、メリットとデメリットをまとめ上げ最終的にメリットが多い方を選びます。  選択肢が絞れたので情報に踊らされることが少なくなるでしょう。

最低限満たす条件

  • 年間の電気代
  • 静音性
  • 10畳上の範囲
  • 設置工事は避けたい

衝動的な行動を移せない工夫をする

購入や入会以外にも、衝動性のある行動は他にもあります。 勉強や仕事をしている時についついウェブサイトを見てしまうといった事が身近にないでしょうか?

思いついた瞬間に動く癖がつきすぎると、衝動のある行動に刺激を感じるようになり、気が付いたらサボっていたとなんてことが良くある話でしょう。

しかし、大事なのは目標をちゃんと達成する事なのでそれさえクリアできれば後のことは個人の自由です。

衝動的な行動を封じ、目的を忘れないように工夫する事はいくつかできます。

  1. インターネットを使わないなら、機内モードにして一時的に遮断する
  2. スマホは本に挟んで、本棚にしまう
  3. 見えやすい箇所に「今日の目標リスト」を書いた紙を複数貼る(太めの色付きマーカーなどで、出来るだけ大きく書いて目立つようにする)
  4. 逆に「やってはいけない事」リストを作り、それをやりそうになったら、そのリストを見て思いとどまる
  5. 目標を達成したら、レ印か二重線を引く

少なくともネットやスマホを一時遮断すれば、スマホを使う勉強や仕事でなければ、目標リストに書いてある事に集中できます。

まとめ

興味深い情報を知れば知るほど、そこには抗しがたい誘惑があり、衝動買いなどの後先考えない行為に及び、最悪金欠になる場合もあります。

誘惑に屈しなければよいと言われればそれまでですが、コンテンツに魅力が多く、ストレス発散社会のこの現代では、無理ゲーに近いです。

ならば、誘惑に負けない意志力よりも、衝動的な行動が面倒に思う工夫と利点がどれほどあるのかを把握するメリット・デメリット表を作ってから検討するといった対策をすれば、誘惑や衝動性の耐性が身に付きます。