知的障害
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読書感想

【読書感想】イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本 要約

タイトルの通り、発達障害のある子供 を療育サポートをし、子供やお子様を育てる親御様向けの本になります。

発達障害とは生活障害とも言え、本質的には病気ではなく著しく目立つ脳機能の特性で、そこに生き辛さが加味されているに過ぎないともいえます。

しかし、その為に苦しい思いをしている子供は後を絶ちませんので、最大限に生き辛さを和らげる生活環境の調整や工夫が必要になっていきます。

目次

第1章 発達障害とは?
第2章 こんなようすが気になったら
第3章 自閉症スペクトラムとは?
第4章 ADHD とは?
第5章 LD とは?
第6章 気づき、診断を経て、療育とケアへ
第7章 家庭での支援
第8章 保育所・幼稚園、小学校での支援

ここでは普通と障害のつながりや利用できる三つの療育方法を説明します。

普通と発達障害の間に 境界線がない

障害は脳の特性で現れた強い個性の延長戦で特別なものではありません。 普通と発達障害はつながっていて便宣上を分けている過ぎないものです。

診断の末、障害があると結果に落胆される親御様は多く、そのショックが強いせいで普通になれない子供と言いうレッテルを貼られることがあります。

大事なのは障害のある子供をあいまいな普通に近づけるのではなく、特性を共有し生き辛さを和らぐ支援をすれば、生活スキルの向上につながります。

心の病気ではない

現代では発達障害の理解や研究が進み、病気ではなく生まれつき脳の機能障害であることが広く知られるようになりました。

以前は子供本人のわがままやしつけ不足だと誤解され、心身ともに追い詰められる悲劇も多かったらしいです。

好ましい行動をした子供は褒められると、大きな自信につながり療育の道筋が見えてきます。

次に療育に役立つ三つの方法について書きます。

三つの療育方法

ティーチ(TEACCH)

自分らしく自立した生活が送れるように支援する、生活全般における総合的なプログラムです。

空間や時間、手順を区切り理解しやすい環境を作るには「構造化」が欠かせません。

プログラムの特徴

  • 時間を構造化する
  • 空間を構造化する
  • 手順を構造化する

感覚統合療法

五感を感じるのが強いと小さな音にも反応し感覚に偏りが生まれ、何故か苦しさを感じる事があります。

感覚には本能的反射的に身を守る原始系と情報から状況を判断する識別系があり、この二つのバランスを良くするには運動などの身体を動かす遊びを通して過剰な防衛反応を抑さえていくことができます。

ABA(応用行動分析)

好ましい行動を増やしダメな行動を減らすには、行動を観察し生活しやすい環境を整える必要があります。

ポイント
  • 問題行動した時は無視する
  • その子供にとって嬉しくない状況が作り、消去する
  • 望ましい行動だけした時褒める

子供の自己評価能力と他人への共感力を上げる事にも繋がりますので、行動分析は良い療育になります。

まとめ

ADHD、ASDのある子どもを育てる親御様、子供本人にも一読する価値があり、思い当たる行動や療育の方法をイラストでわかりやすく説明されています。

家庭内や学校での支援する方法も多彩にあるので、支援や療育方法を一通り知りたいなら、イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本から読むのがいいかもしれません。